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富山県内のZ商店街における新しい取組


商店街有志における新ビジネス取組の事例(1)

富山県内のZ商店街有志が自社の売上も増大し、地域住民にも喜ばれる仕組みの具現化に向けて相談を受けたので打合せに参加しました。打合せに参加した方々の熱意は非常に高く、私個人も全力で応援したくなる雰囲気でした。
各個別店舗を従業員、そのまとまった組織を会社に見立てて企業における経営戦略立案のフローをそのまま利用し打合せをいたしました。

頭の中のイメージを見える化する

まず、事業ドメインとなる「誰に」「何を」「どの様に」を整理し、ターゲットとなるお客様を絞り込みました。ランチェスター経営における「弱者の戦略」で話題を進めました。
次に利害関係者のリストアップ、そのアプローチ優先順位の決定をPART図を使って可視化。
やるべき事が具体的に見えてきたので幾つか資料作成などの課題を有志の方々に作成して貰うことで続きは次回となりました。

所感

日本全国の商店街に於いては大型店舗の出店やニーズの多様化、立地条件の悪化など様々な要因で陳腐化しているところが多いのが現状です。しかし、一部の商店街では様々なアイデアを創出し生き残りを図っている所があるのも事実です。要は、アイデアを実現するための様々なトラブルを克服し、熱意と信念を持って取り組むか否かが成功と失敗の分かれ目となるように考えます。
今回ご相談頂いた、商店街有志の方々には「諦めず」やり通す事を願う次第です。
一橋大学商学部の関満博先生は言います。「よそ者、若者、馬鹿者」が地域社会の活性化のキーワードだと。

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